超、思考法天才の閃きを科学的に起こす(3)

超、思考法 参考図書        

○タイトル    超、思考法(天才の閃きを科学的に起こす。)

○ジャンル    問題解決法

○著者      ウィリアム・ダガン

○発刊      2017年11月15日

○総ページ数   262p

○出版社 ダイヤモンド社

○Mipox対象者 全社員

○お薦め度 3( 1~5で5が最高格付)

○難易度     2(1~5で5が最高難易度)

○期待できる効果 問題・課題に対して天才的な閃きを生むメカニズム(第七感)を科学的に解明し、それを誰でもが活用できる形に落とし込んだ思考法を勉強できます。

●一言コメント 

帯に二時間で考え方が一生変わる衝撃メソッドと書いてあるのは少々大げさだとは思いますが、五感(視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚)、第六感(直観)、のほかに、過去の経験が全く役にたたない新たな状況での突然のひらめきを生む第七感を活用できるメソッドを説明している。これはアメリカの名門コロンビアビジネススクールでの人気講義とのことです。問題をいつも必死に考えていれば、ふとしたリラックス状態のときにいとも簡単に問題が解けたという経験がみなあるのでは。そうした閃きを意図的におこしやすい行動をとると閃きのご褒美がもらえるのだと思います。

●概要     

概要ポイントは、論理の壁を越え、思考の閃きを起こせ!「脳のプラグ」を抜いてさし直す。すべてに「フラット」に接する。脳が先例を「部分的に」ピックアップする。理解のプロセスで「記憶」に定着させる。悲観でも楽観でもなく「戦略的に」考える。問題解決のためのGEのマトリックス、矛盾した状ky法が一瞬で解決。最新の脳科学が生んだまったく新しい発想法!

  

●引用       

・突然のひらめき、天才的思い付き、アハ!体験 天啓 頭の中で新しいアイデアが生まれる瞬間だ。・突然のひらめきを生むパワーを第七感と呼ぶ。・第六感は直感である。・消防士、救急介護士、兵士などは強力な第六感をもっている。すなわち、過去に何度も繰り返してきた経験に基づいて、迅速な意思決定ができるのだ。・第七感とは斬新な答えを生み出す能力のこと。・第七感は汎用的な思考のスキルだ。・第七感の基本的なメカニズムは既存の要素を新しく組み合わせることだ。・リラックス状態の脳が新たなアイデアを生み出す。戦争論の戦略的思考は4つの要素で形成されるが、これは第七感を構成すると考える以下の要素と同じ。①歴史の先例②オープンマインド③突然の閃き④決意・プロスポーツ選手は試合中に第六感を働かせる。だが次の試合の準備をするときには第七感を使う。第七感には時間をかけられるので、自らの経験から一歩離れて全体を俯瞰できる。・突然のひらめきはあなただけにしか見えない人生の道筋を示す。・すべてにフラット・新しい動作を生み出せるのは第七感しかない。・すごい答は制限時間内にはでてこない。・ブレストでは浅い答しかでてこない。・ブレインストーミングではなく、探索こそが第七感にいたる鍵。・問題から離れる時間をもつ ・自分の時間をフォーカスとオープンマインドの時間の2つに分割する。・霧のような思考をみえるものにする。・コントロールできることと、できないことに分ける。・毎日の1%をアイデアに使う。・7本指を新しい習慣にする。・本書では次の3つを紹介①フリーヨアマインド(過去の問題へコントロールできる行動、将来の不安へコントロールできる行動を書きこむ)②人生戦略マップ(人生でやりたいこと、それへ至る障害、前向きな行動を書き込む)③アイデアネットワーキング

千一夜:ビジネス、趣味、健康などの参考図書についてコメントしていきます。

今後千回にわたり参考図書についてコメント、要約、引用などを投稿していきます。

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