書籍名 トヨタ公式 ダンドリの教科書
○ジャンル 仕事術
○著者 佐々木眞一(トヨタ 元副社長)
○発刊 2016年11月25日
○総ページ数 199p
○出版社 ダイヤモンド社
○お薦め度 5( 1~5で5が最高格付)
○難易度 2(1~5で5が最高難易度)
○期待できる効果 やり直しや失敗のために、仕事を楽しむことができない、そんなビジネスパースンに大変役立つ本だと思います。
●一言コメント トヨタの仕事術では、ホワイトカラーでありがちな「結果オーライ」「結果さえよければプロセスは問わない」という考えを許さず、結果を正しく出せるように、それぞれの工程で「品質は工程で作りこむ」ことをもとめ、そうすることで、生産性を高めたり、モチベーションアップができるとといています。トヨタの効率経営の大成功はここがポイントだと納得できる内容の良書だと思います。
●概要 「仕事の進め方改革」「働き方改革」といっても大げさなことでなく、・トヨタの現場がそうだったように、一生懸命やっているのにおかしいな、結果が出ないな、というときに、小さな改善を繰り返し、繰り返し、進める。 ・特別なことをする必要なことはなくまずは理不尽なところ、無駄なところを洗い出すところから始め、少しずつ、修正していく。・小さな改善にこそ重要なキーポイントが隠されており、小さな改善に目を向け、それを繰り返す。そうすることで結果的に、大きな成果を生み出す。 というように当たり前のことをばかみたいにちゃんとやる というのが本質として書かれています。
●引用 ・トヨタの仕事術ではホワイトカラーでありがちな「結果オーライ」「結果さえよければプロセスは問わない」という考え方を許さない。・「品質は工程で造りこむ」・豊田英二 「検査の理念は検査しないことにあり」という品質に関する明確な指針が示された。・質の高い仕事をするためには以下の考え方が必要。①顧客に満足してもらえるアウトプットをだす ②結果を生み出すプロセスを重視。環境変化しても継続的に良い結果がでるように。③同じアウトプットなら効率的にアウトプットを顧客に提供。・健康のため→目的 ジョギングをする→手段 ・一時間の会議でも、何を目的・目標としているか、参加者全員が認識できているかどうか。それができていない会議は本来、やってはいけない。・アウトプットイメージを書き出し、関係者に相談する。・要所要所でこれでよしと判断できる基準を明確にする ・無駄な仕事をやめる、へらす、かえることができる ・P 段取りをする ①仕事の目的・目標(到達レベル)を明確に ②最終的なアウトプットを明確に ③仕事の手順を明確に ④要所要所でこれで良しと判断できる基準を明確に⑤各手順で必要なものを明確に。D ⑥要所・要所でこれで良しと自信をもって仕事を進めるC
⑦仕事の結果と進め方を振り返る A ⑧仕事で得られた知見を伝承す
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