㊲思考を言葉にする技術
ジャンル 伝える、仕事術
著者 梅田悟司(電通 コピーライター)
出版社 みずほ総合研究所
おすすめ度 3
難易度 3
期待できる効果 「思っていることをうまく伝えられない」「考えていることを言葉にできない」これでは、武器を持たずに戦うのと同じ。人の心に響く言葉に磨き上げることがどうしたらできるのか。トップクリエーターが実践している方法を学べる
概要 伝わることがを生み出すには
1.内なる言葉を意識する 伝わり方には、レベルがある 自分の言葉の解像度を高めよう
2.内なる言葉の磨き方 内なる言葉を書き出す 3つの問いかけで思考を深める さらに繰り返し解像度を高める グループ化して偏りをみつける 時間をおいて冷静な視線を取り戻す
3.相手に伝わる言葉にする 内なる言葉を外に向かう言葉に変換 言葉を生み出す心構えをもつ 日本語の方を知る
最後に体温のある言葉が心を動かす
引用
言葉の伝わる力(共感力)は方向性と密度で決まる。ここでいう方向性とは伝わり方のレベルで事実、価値、思想、ビジョンという方向性を意識することでより深い合意形成に至ることができる
事実 理解→ 価値 納得→思想 共感→ビジョン 自分ごと化
多くのコミュニケーションは事実と価値で終わっている
うちなる言葉を整理することで、考え方に偏りがないかチェックする 時間軸 人称軸 事実軸 願望軸 感情軸
名言に学ぶ型の使い方
リーダーとは希望を配る人のことだ ナポレオン
人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である チャップリン
崖っぷち、ありがとう 松岡修造
やってみなはれ、やらなわからしまへんで 鳥井信治郎
自分の本気を総動員した体温のある言葉が、人の心を動かす
船を造りたいのなら、男どもをモリに集めたり、仕事を割り振って命令した入りする必要はない 代わりに、広大で無限な海の可能性を説けばいい
自分が心の底から思っていることを屈託なくされけだし、訴えかければ必ず共感してくれる人が現れる。思いをさらけ出すことが周りの人をどんどん巻き込んでいく。これを「巻きコミュニケーション」と呼んでいるが、これを行うことで一緒にやっていける本当の仲間が見つかる
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