タイトル 働く大人の学び直し(門脇竜一クリアマイン社長)(58)
〇ジャンル 生き方
〇発刊 みずほ総合研究所
〇著者 中原淳 立教大学経営学部教授
〇お薦め度 3
〇難易度 3
〇期待できる効果 年功序列、終身雇用制は過去のものに。一方で仕事人生はどんどん長期化している。求められるスキルや技術も日々変化し、経験だけでは不十分。長い仕事人生を楽しく、充実して生きるために、働く大人も学び続ける必要があるというのが理解できます。
〇概要
1.学び直しはなぜ必要か いちゅ流アスリートの再登山に学ぶ 仕事人生をシミュレートする
2.大人が学ぶ心構え ちっと背伸びして学ぶ 自分の行動を振り返る 人とつながって学ぶ
3.どうすれば学べるか
仕事の中で 本をたくさん なれた環境から飛び出す 他社の目を借りて気づきを得る 学びの場を自分でつくる 人に教えてみる
〇引用
米国マサーチューセッツ工科大学ノエドガーシャイン教授の理論で、人間の変化を論じるときによく用いられるシャイン教授は、人の学習の契を生存不安と学習不安という言葉で説明している。生存不安とは生きていくことに関する不安。このままでは生きえていけないかも知らないという不安を感じた時に、人は何らかの行動を起こす。一方学習不安とは変化に対する不安。新しいことを学ぼうとするときそのために捨て去るものや学びに必要な労力などを重く感じる不安。人間は変化に対する拒否反応が強いので、新しいことを学ぶときは腰が重くなる。社員教授の理論は人は生存不安を高めれら、かつ学習不安が減った時に学習するというもの。
チャンピオンがスランプに陥り、だめになるりゆうとして次の3つ
① 体が早熟型で途中で成長が止まってしまう。
② 指導者に言われるままに練習しじぶんでもよくわからずに買っていたので再現することが難しい
③ 過去の栄光というプライドを捨てきれず失敗することを恐れてチャレンジできなくなる
成長したいのであれば、ぬるま湯状態のコンフォートゾーンや混乱するだけのパニックゾーンでなく、適度な緊張感と達成の喜びを感じられるストレッチゾーンに身をおくとよいでしょう。現在の自分が置かれている状態を俯瞰的に眺めストレッチゾーンを見つけ出すことが大切だ。 最初の背伸びにえらんでいるのが①楽しみを感じられること②好きなこと③興味や関心のあること④好奇心を感じられること さらにもうひとつ人に感謝されることへのチャレンジも学びを長続きさせるモチベーションになる。
場を作るは すでにアルバに行くのでなく、勉強会、読書会、講演会のような場を自ら作り出し人を集めることによって学ぶ方法だ。自ら×栗をした人を見ると長い間、越境し続けた経験を持ち、その結果場の主催者に行きついた人が多い。誰かが作った場に参加するより、自分で場づくりをしたほうが、ずっと多くのことを学べる。
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