参考図書
最強の働き方
○タイトル 最強の働き方
○ジャンル 働き方
○著者 出口治明(ライフネット生命会長)
○発刊 2017年9月1日
○総ページ数 93p
○出版社 PHP研究所
○Mipox対象者 全社員
○お薦め度 4( 1~5で5が最高格付)
○難易度 2(1~5で5が最高難易度)→肩がこらずに読めます。
○期待できる効果 仕事が速くなる。生産性があがる。「がむしゃらに働く」をやめて、限られた「時間」で結果を出す方法が理解できます。
●一言コメント
本書では生産性を意識してマネジメントする大切さを繰り返し説いています。どうすれば生産性が上がるかを考えるのが上司の仕事といいきっています。たとえば、何かまずいことがおきたらかかえこまずに「ギャー」と叫んで皆で解決し、その後ミスが起きないように考えることの重要性や 部下に残業させないようにするのに労働時間ではなく時間あたりの成果で評価するようになどなど、生産性向上のための各種のポイントがわかりやすく書かれており、すぐに応用が可能です。
●引用
・70%主義でスピードと質の両方を高める ・欠点をマイナスと決めつけない ・マネージャーになったら自分の得意分野を捨てる ・自分から声をかければ部下を本音を語り出す ・キャリアプランをつくるなら、抜け穴だらけのいい加減なもののほうがいいと思います。 ・無理をさせて100%を出させるより、元気でコンスタントに70%を出させるほうが大切。 ・眠る前を自分を磨くために使うことは非常に大切です。僕は帰宅すると着替えて勇敢に目を通します。そして寝る前の一時間、必ず本を読みます。どんなによる遅く帰っても、この習慣を変えません。 ・ほとんどが一期一会。思ったときにやっておかなければ次のチャンスが来るとは限らない。次のチャンスが来なければ必ず悔いが残る。・失敗事例を学ぶほうが勉強になる。少なくとも同じ失敗を減らせる。・基本にあるのは本来そうあるべきことをすぐにやるというシンプルな姿勢。・何事かを決断する時にはトレードオフの考え方に立つことが大切。その場面で自分が持っている情報と知識で一方を採用し、一方を捨てる決断をはっきり行うこと。・いいとこどりの発想はトレードオフを考えていないからいい結果を生むとは思えない。・欠点を気にしすぎない。人格を大きくすることを大切に。 僕は若い人たちに小さな○より大きな三角形になろうといっている。・人生は気まぐれなジェットコースターのようなもので、いろいろなことが起きます。でも、広い世界や歴史の教訓を知っていれば、どんな状況にも平静に対応できると思う。・アンテナを広げ、一喜一憂しがちな自分を変える。・就寝前に、どんなに眠くても最低一時間は必ず机に向かって読書。眠る前といっても、ベットでは読まない。本を読む行為は、ちゃんと対話することだと思う。人の話をパジャマ姿で寝転がって聞くことはできない。・ホウレンソウは上司から部下に働きかけるもの。・上司が部下に対して報告はないか、連絡はないか、相談はないかと尋ね歩くことが本当のほうれんそうです。・ミスの原因を検討して、これからミスが起きないような対策を考えることのほうが、優先されるべき。
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