ヒコーキ写真の撮り方（28)

㉖ヒコーキ写真の撮り方　

ジャンル　写真

著者　　　ルーク・オザワ

発刊　　　2015年11月3刷　

総ページ数　１５９ｐ

出版社　　誠文堂　新光社　

おすすめ度　　４

難易度　　　　４

期待できる効果　ヒコーキ写真は常に一発勝負であり、撮れる写真は一期一会。ヒコーキ写真の楽しさ、面白さ、深さを学べます

概要　　　ルーク流１０の撮影心得

①撮影場所のそれは光がきれいか、色がきれいか空の状態をしっかり見極める

②予想予測を怠らず「まあいいか、とりあえず」で、シャッターを切らない

③シャッターは魂を込めて押す

④劇的瞬間は秒単位でやってくる

⑤妥協せずに「これでもか」というくらい、構図を練る

⑥一日シャッターを切れなくても腐らない

⑦待つことに寛大になる

⑧自分が感動しなければ人の心に届かない

⑨飛行機を愛す　空と友達になる

⑩なにはともあれ撮影を楽しむ

引用　　

見せたいものは何かを明確にする

まずは水平をしっかりキープ

望遠レンズで機体の質感をとらえる

夕焼けは空が主役　ヒコーキはシルエットで

ヒコーキ写真はスナップとは違って撮りに行くのが大前提。飛んでいる飛行機を撮ったり、写真に動きをだしたり、夜間に撮影したりしようとすればそれ相応の機材が必要。

ヒコーキは追わない。フレームに飛び込んでくるのを待つ。

機体をしっかり止めるには1000分の1秒をベースに考える

絞りすぎに注意　　　Ｆ5.6~F11で

露出－補正で夕景をきわだせる

日中はＡＷＢで構図や絵作りに専念

切り絵のようなモノトーンで太陽の光が反射した海を表現

夕陽の撮影は10分が勝負　夕陽の露出は念入りにチェック

沈む場所とタイミングを見極めて夕陽とヒコーキをシンクロさせる

光、時間、「ならでは」この３つが絶好のシャッターチャンス。明るさ、色、情景をうまく組み合わせて切り取れば、感動すら覚える写真に仕上がる