タイトル 自分の頭で考える(AI時代を勝ち抜くために)(56)
○ジャンル 問題解決法、A・ロボット
○発刊 みずほ総合研究所
〇著者 細谷功(ビじネスコンサルタント)
○お薦め度 4
○難易度 3
○期待できる効果 日本社会では、これまで知識や経験が高く評価されてきた。知識や経験がものをいう定型的な仕事は、AIの役目になろうとしている。こうした時代にあってイキイキと働き続けるためには、自分の頭で考える力が必要だ。既存のルールや常識を疑い、前例主義や経験重視から脱し、答えのない問題について深く考える力を養うことの重要性を認識させられます。
〇概要
1.考える人になろう 考える力は武器になる 考える原点は無知を自覚すること 疑うことから始めよう なぜいを繰り返して考えを深める
2.思考回路を起動させる
AI時代に人間が求めらる能力
ありの思考法をキリギリスの思考法
考える力をうごかす8つのスイッチ①漫才ならボケを選ぶ②変えることを優先する③あるもので何とか工夫する④正解病からぬけだす⑤空気を読まない⑥同じ土俵で戦わない⑦数字を絶対視しない⑧前提を疑ってみる
〇引用
AIが得意なこと
与えられた問題を解く 定義が明確な問題を扱う指標を最適化する 膨大なジュ応報を検索する 具体的なことを扱う ルールを守る 閉じた系を扱う
AIが不得意なこと
問題そのものを考える 定義が不明確な問題を扱う 指標そのものを考える 少ない情報から創造する 抽象的なことを扱う ルールをつくりなおす 開いた系を扱う
フリープランの旅は本当に自由?
人が企画したパッケージツアには、自分では選ばないような場所が含まれているかもしれない。自分の発想の枠を超えて素晴らしい光景に出会える可能性がある。パッケージツアーは期待していなかった偶然の出会いのチャンスかもしれない 旅行も料理も自分で選んだほうが自由に思える。しかしそれは、「自分が思いつく範囲内の自由」だ。それに対して、相手に任せたものは、自分の枠からの自由ということになる。
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